春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)
2009年4月20日 読書
予期してはいたものの、ナルシシズムの世界!ヒヤッ、ゾクッとする、あの感じ!
そしてナルシシズムはかくも美しいのだなぁ。うぅむ。
雪の描写が綺麗だー。
清顕と聡子が俥の中でいちゃつくところもそうだけど、
清顕が最後に尼になった聡子に会いにいくところも、よい。
雪が手のひらで融けるところ。
最初の方の、聡子や門跡が清顕のうちを訪ねてきて、中庭にいる本多と清顕に遭遇する場面も好きだ。
三島の情景描写は、病的に美しいよなぁ。溜息。
清顕が聡子への恋について、自分の心の中でウジウジ弁解する様子だとか、わけのわからん理屈をこねて自分を納得させたりするあたりが、もう、頼りない清様も素敵っ!という感じで。(アホヵ)
柔で女々しくて頼りない清様の美しさといったら、ない。いや、大あり。ありなのか?
うぉぉぉぉぉー!気付いたら危険な領域に徐々に引き込まれて行ってしまっている・・・!!
半ば抑えがたい衝動に突き動かされつつ、気付いたら読み終えてしまった。そんな感じ。
まだ身体のどっかの震えが止まらん。
そしてナルシシズムはかくも美しいのだなぁ。うぅむ。
雪の描写が綺麗だー。
清顕と聡子が俥の中でいちゃつくところもそうだけど、
清顕が最後に尼になった聡子に会いにいくところも、よい。
雪が手のひらで融けるところ。
最初の方の、聡子や門跡が清顕のうちを訪ねてきて、中庭にいる本多と清顕に遭遇する場面も好きだ。
三島の情景描写は、病的に美しいよなぁ。溜息。
清顕が聡子への恋について、自分の心の中でウジウジ弁解する様子だとか、わけのわからん理屈をこねて自分を納得させたりするあたりが、もう、頼りない清様も素敵っ!という感じで。(アホヵ)
柔で女々しくて頼りない清様の美しさといったら、ない。いや、大あり。ありなのか?
うぉぉぉぉぉー!気付いたら危険な領域に徐々に引き込まれて行ってしまっている・・・!!
半ば抑えがたい衝動に突き動かされつつ、気付いたら読み終えてしまった。そんな感じ。
まだ身体のどっかの震えが止まらん。
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