大江戸線

2009年1月20日 日常
ザァーッという音とともに、頭の中の風景はたちまち輪郭を失って流されていく。窓の外は真っ暗なままだから、焦点の定まらない情けない僕の顔だけがうつしだされる。
アーアー、こちら都会の孤独列車、都会の孤独列車。応答せよ。応答せよ。

ふいに電車が止まって明かりが一斉に消えた。地下数百メートルの蛍。おやすみ。

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