バイトのあとは脳みそや感情が鉄板ぽくまっ平らになる。
トイレにいちごのシャーベットみたいな色をしたげろがある。渋谷には何でもあるなあ。
始発の車両から見える3つ並んだ公衆電話。彼らは孤独を持て余している。
オーダー読み上げるみたいに単発のフレーズしか出てこない。脳みその形が変わってしまっている。
THE NORTH FACE.吊革に片手をかける彼は俯いて携帯を打つ。僕の前で。
窓から見える風景はひどく寒そう。
Milesの音は今日も不機嫌そうだ。抑圧された性欲を刺激する。
踏切のところだけ夜だ。二本の線路がひたすら走る。
固まった思考の枠が見えてくる。おはよう、僕の理性。もう少しだけお世話になります。
不安すら欠如している朝だ。滞る脳内作業。
さよならはいつも突然。前触れもなく自動ドアは開くのだった。

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